肩こりや首こりが酷い方、必見! 疲労回復のための3つの習慣
日常の中で、携帯やパソコンと向き合う時間が増え、肩や背中、腰の痛みに悩まされる人が増えています。家事や育児などをすると、疲労が蓄積され、体を動かすことは億劫になります。さらに、仕事をしていると、知らない間に疲労やストレスが溜まっていることもあります。
そんな心身の疲労を、翌日に持ち越してしまい「体が重い」「やる気が出ない」といったことにならないように、疲れはその日のうちに解消することが大切です。本記事では、疲れがとれない原因や、家でできる疲労回復方法、そして、おすすめのアイテムをご紹介します。
疲れが取れない原因
「なんだか最近疲れやすい…」
「知らないうちに疲れがたまっているかも…」など なんとなく体調が優れないときに、このように感じる方は多いのではないでしょうか。では一体、疲労とは何なのでしょうか? 疲労は、痛みや発熱と同様に「心身の負担が大きく、体の活動能力が低下している状態」のことをいい、目のかすみ・頭痛・肩こり・腰痛などが挙げられます。
疲労の原因は、主に運動することで筋肉中に増える「乳酸」であると考えられていましたが、近年この説は否定され、現在、疲労の原因と考えられているのが自律神経のダメージです。生体機能のコントロールを行う自律神経がダメージを受け、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると「活性酸素」が過剰に作られることになり、疲労に繋がるのです。
💡自律神経とは、体の状況に応じて、意思とは無関係にはたらき、体内の状態を適切に保ってくれる神経のことです。体温調節のために汗をかいたり、食べたものを消化するために胃腸を動かしたりするのも自律神経のはたらきによるものです。
活性酸素が過剰に作られる原因となるのは、主に日々の生活で感じるストレスです。仕事で感じる精神的なストレスや、運動で感じる身体的なストレス、そして、紫外線や細菌などが体にかける負担も物理的なストレスと言えます。これらのストレスを受けると、体には「活性酸素」が蓄積してしまい、この活性酸素によって受けるダメージが疲労となるのです。疲労を感じるということは、体からの大切なサインです。そのまま放置せず、早めに対処することが重要です。
家でできる疲労回復方法
疲労を感じていても、様々な理由で休めない方が多いでしょう。そこで、家ですぐにできる疲労の解消法をご紹介します。これらの解消法を有効活用して、心身ともに健康的な体を手に入れましょう。
1.湯船に浸かって体を温める
疲れて帰ってきて、そのままベッドに飛び込みたい気持ちをグッと堪えて、1日の疲れを解消してから眠ることで、翌朝も元気に仕事に取り組めます。質のよい睡眠には、睡眠時間もさることながら、睡眠の深さも重要です。
そんな質の良い睡眠を取るためには、入浴がおすすめです。体温と睡眠のリズムには深い関係があり、体温が下がるときに眠ると、スムーズに睡眠に入ることができます。そのため、入浴せずに眠ろうとすると、体温が下がるまでに時間がかかってしまい、寝つきが悪くなってしまいます。
入浴してから眠るまでの時間をあまり取れないときは、39℃くらいのぬるめのお湯に浸かるのがおすすめです。少しでも体温を上げておけば、質の良い睡眠を取りやすくなります。
2.質のよい睡眠を取る
体内時計に従った規則正しい生活は、質の良い睡眠と、快適な目覚めのためにとても大切です。寝つきが悪い時や眠りが浅い時でも、朝は同じ時間に起きることが重要です。布団の中でダラダラ過ごしすぎると、熟睡感が減ってしまいます。 また、夜遅くに寝た場合でも、早起きの生活をしているうちに、自然と入眠の速度や睡眠の質が改善していきます。
3.簡単なマッサージをする
マッサージには様々な方法があります。今回は、自分でケアしやすい部位のマッサージ方法をご紹介します。日頃から簡単なマッサージをして、顔のたるみやむくみ、肩こり、頭痛などの不調を改善し、日々溜まっていく疲労をスッキリ解消しましょう。
まず、両手を後頭部に持っていき、親指は耳の後ろの生え際にあて、人差指から小指までを、後頭部の中心から約2cm外側に離した位置に置きましょう。そして爪を立てないように、指の腹でマッサージします。
次に、頭皮を後頭部の中心に寄せるようにしながら、持ち上げるように回します。
これを5回ほど繰り返しましょう。 このマッサージを気づいたときに行うようにしましょう。10秒で出来るため、手軽で毎日続けやすいです。
②肩こり解消のマッサージ
まず、右肘を曲げて、右手の甲を背中に付けます。右手の位置はそのまま、肩の力を抜いて肩甲骨の内側を浮かせます。そして、左手を前から右肩にまわします。
次に、右肩甲骨の内側の筋肉を、左手の指で下から上へと圧迫します。そこから、肩甲骨の上方の骨(肩甲棘:けんこうきょく)のまわりを、左手の指でほぐします。
終わったら反対側も同様に、全体で5分ほどかけてマッサージしましょう。
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